いっこう 東京都八王子市
12月23日閉店は 前出のとおり
入口には 本日の蕎麦
帰り際に 記念に一部分を戴いた ご主人の陶器製の作品
その他の札は 一東菴ご夫妻がお持ちになったので そちらで見られるかも
当時のお話は つれづれ蕎麦yukaさんのブログで見ていただきたい。
http://chibiyukarin.blog4.fc2.com/blog-entry-4454.html
・・
いまから 10年ぐらい前に 2度ほどお伺いしている
余りの感動に 二回目は 旅の目的としてお伺いした。
「粒度分布表」
https://blog.gohttps://blog.goo.ne.jp/x-x-x/e/dcadae0776d6765efdbe687f13c11deeo.ne.jp/x-x-x/e/dcadae0776d6765efdbe687f13c11dee
「近くに住みたい」
その時にも書いている様に
ご主人は 蕎麦の研究者で あらゆる事を 科学的に証明する 蕎麦学の教授のような方です。
知ったからには、そのやり方、生き方を リスペクトするしかない!
・・
そして、メニューには 研究の一部が書かれています。
今回 メニューの一冊を記念に戴いた。
前回には もっと詳しい資料を戴いている。
全然 上手くならなかった 石臼作り 粉つくり 蕎麦打ちの 参考にさせていただいた。
その辺りから 導き出された 好みの蕎麦は 「ヌキミの粗挽き十割」
例えば・・・
どんな粉をつくるか?どんな粉がつくれるかで 蕎麦は決まります。
だから 粉つくりを追求する
その粉を どんな蕎麦切りに出来るか 蕎麦屋の技量が問われます。
毎日の作業から出てきた回答の集大成が このメニューにはあるのです。
一冊の本に出来るような・・内容です。ぜひ、本にしていただけたら、
・・
またまた ご主人力作の お好きな陶器をお持ちくださいとの事
全部と言いたいところではあるが・・旅の途中 猪口を戴いて帰った。
戴いてから 自宅での 一杯に使わせていただいていて
あの蕎麦が今後は食べられない、お話が聞けない、と、と、・・フッと頭をよぎる・・
でも 閉店した感じも まだ ありません。門は今閉じられたばかり。まだ、門は残っています。
・・
15年間お疲れ様、たった三度しかお伺いできませんでしたが
私の蕎麦に とんでもない力を与えていただいたのは 事実です
蕎麦打ちも また、始めても良いような~しかし、
蕎麦は蕎麦屋に任せて 美味しい蕎麦を探し 美味しい蕎麦を食べるのが私の道
・・
そして、そして、
お礼以外の言葉しか見つかりません。ありがとうございました。
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何時かは・・終わる。諸行無常な感じ。
少し、古いけれど いつ行くか? 今でしょう! 行けるうちに 行かなければ・・
投稿: karajiru | 2020年1月 8日 (水) 07時23分
本当に残念であります。こちらには昨年、3度訪問し、2度は臨時休業?だったかで無念な思いをしていました。今度行こうと思っていたら、なんと閉店のお知らせが・・・・
かつて、浜松町に深山亭という蕎麦屋があり、こちらも、美味しい蕎麦を提供していましたが、この店を知って10回も通わないうちに、70歳を迎え、体力が続かないというので閉店しました。両方とも心にその姿を味わいを遺してまいります。
投稿: mahayhan | 2020年1月 7日 (火) 09時07分