家庭で 蕎麦を挽く程度で 石臼を電動化する
必要があるか?などと 考えると そもそも 石臼も
不要です。
しかし 趣味であれば 時間と経費の調達が可能なら
やれない事はないはずです。
NETで 多くの先人が 電動化に取り組まれ
玄人はだしの 電動石臼が出来ています。凄い!
仕組み的には 石臼を 電動機でまわせばいいだけ?
問題点① モーターの性能や必要な知識がない
② モーターの殆どが 三相式
(家庭は 単相です=普通にコンセントに
つないでも モーターは回りません)
③ 回転を制御する必要があります=1分間の
石臼の回転速度は 15回転ぐらいが良いと
いわれています。
④ モーターと 石臼を接続する方法が考え
つかない
まだまだ 色々あるようです。
100Vのモーターもありますが まず 新品なら
ともかく 見つけることが出来ません。
三相モーターは 60Hz地域では 約1700回転毎分
(関東は 50Hzで 約1300回転毎分)
それを どうにかして 回転を落とさねばなりません。
ギヤードモーターといって モーターの主軸に
変速機をあらかじめ組み込み ゆっくり回転させる
ことの出来るモーターが あります。
今回 50:1=回転を50分の1に出来る
0.4KWの 三相200Vモーターを ヤフオクで見つけたので
購入することとして その他の 技術的な問題を
処理することといたしました。
家庭では 三相電源が使えません。
電力会社と新規に契約する方法も ないことは
ありませんが 工事や 毎月の基本料金などを
考慮すると 得策ではありません。
単相100Vのモーターは 回転を 自由に
コントロールすることが 難しい(インバーター)が
使えない。
単相200Vを 小型のインバーターで 三相200Vの
出力に変更できるものがあり
やはり ヤフオクで 2-4万円程度で販売されて
いる様子。 これは 出力を変更するだけでなく
周波数を変更して モーターの回転を 早くしたり
(早めるのは モーターが 悲鳴を上げるらしい)
遅くしたり出来ます、
理論的には 10分の1程度に出来るらしいが
せいぜい3分の1か 4分の1ぐらいが限界。
変速機の表示によれば 36回転なので
36÷4=9 36÷3=12で 9-12から36回転まで
無段階に スピードのコントロールが出来ます。
よほど 古いお家でない限り 家庭の配電盤までは
単相3線で (赤、黒、白)引き込まれています。
最近流行の オール電化のお家では 200Vが多用
されています。IHのクッキングヒターなどです。
幸い我が家では 使ってないAC用コンセントと
ブレーカーがあったので 単相200Vを そのコンセントに
ふり分けました。
多分、工事的な 資格のある方しか してはいけない
作業ですが 分電盤の裏にやりかたが 詳しく書かれて
いたので 感電(200Vでは 殆ど死ぬとか?)を恐れながらも
試してみました。
コンセントも 間違って100V用を使わない用
専用の 形のものに変更いたしました。
長くなりましたの 続く・・・・・
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