石臼3号
全ては 美味しい蕎麦を食べるために
モチモチとした 香りと味のハッキリした
蕎麦だけ食べても美味しく感じられる 蕎麦の元(粉)を
作るための トライアンドエラー(行き当たりばったり)
中古石臼(ヤフオク落札)=私の都合で
3号と呼んでいます。
最初に買った新品=1号=手挽き臼を電動化
庭の飛び石から試作している=2号
(ぜんぜん進んでいません→放置中)
下臼貫通方式で 作った 下臼が いしたに
さんから頂いたもの=4号です。
3号は
清掃したり 全体を一皮剥いたり(削る)
ルーターで 細かい目をつけたり
もの入れを 新規に穴を開けたり
軸受けを取り付けたりして
4号と 載せかえるだけで 付け替えられるように
作った。
約20mmのもの入れに 最大限投入して
300gのぬき実を 15回転 約7分で挽けた
結果
20メッシュ以上 1% 試運転時 7%
20-30 7% 9%
30-50 16% 19%
50以下 76% 65%
やや 細かい目の出来上がりとなった。
試運転なので このそば粉を使わずに
500g 10回転 20分ぐらいかけて
同じように ぬき実の投入は 最大で 本挽きとした。
結果
20メッシュ以上 2%
20-30 9%
30-50 20%
50メッシュ以下 69%
ぬき実が 完全(割れが無い)で 大粒ゆえに
結果に違いが出たようだ。
500g投入も 370g余の出来上がり
残りは 臼の中や 軸受けの穴などに
残っている。
この 370gの内 20メッシュ以下の部分
98%で 蕎麦打ち 加水率59%でした。
2mmぐらいの太打ちとなった
全層を使った粉で 多少粗挽きなので
それなりに 風味は高い
購入した 高山製粉の 八ヶ岳のむき実も
まだ 青い部分も多く 実からナッツの
香りがしていた。
石臼を取り外すと
半面だけ粉がへばりついている
溝の流れが悪いのか?
もう少し粗挽きでもいいので
溝を深くするか・・・・?
悪戦苦闘は続く・・
一部に 粉のへばりつき(熱によるアルファー化?)も
でている様子 溝の深さや 実の 石臼内での
滞留時間が 影響しているのか?検証が必要です。
« 試運転ともの入れの大きさ | トップページ | 石臼つくり⑥ 2号試運転 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント