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2008年8月

2008-08-27

石臼5号で 無篩い蕎麦

無篩いの言葉に触発されて

5号で実験「2段」

0827_001

過去の2回と今回の比較は

          八ヶ岳  緑粒  緑粒(ゆっくり)

20メッシュ上  0.6%  5%   3%

20-30       10%  18%  18%

30-50       30%  24%  30%

50した       60%  53%  49%

20メッシュ上が多いとつながりにくいので

ゆっくり回して 少しごまかしだが 粉を挽いた。

0827_002

全てを混合した時は

0827_005

蕎麦掻だ判りやすいので

0827_008

何時も少量200g程度の打ちなので

全く捏ねません 最後ころころと丸めるだけ

0827_006

加水も56%で加水過多にもかかわらず・・

伸すと気持ちよく割れてくれます。

仕方なく 2mmx3mmぐらいの出来上がりとなる。

0827_011

蕎麦掻を薄くしたような蕎麦となり

通常の15秒茹でが 30秒では硬く

45秒茹でて それなりの硬さとなる。

こんなに茹でたら 風味も飛びますね。

1mmから1.5mmぐらいの蕎麦にして

食感と 茹で時間の改善が必要

無理して 20メッシュ上を使わず

何時もとおり 20メッシュ下のズル玉で

薄く延ばし 細切りのほうが マシであった。

従って 20メッシュ上は 再度挽くか 蕎麦掻に

混ぜるか 使用しないこととします。

5号では・・・・

臼の中に残る蕎麦粉も15g程度と少なく

少量でも挽きやすい 小型で掃除もしやすい

20-30 20% 30-50 30% 50以下 50%の

目標値にも 一回挽きで到達できるので

今後は この臼で 蕎麦うちとなるだろう。

更に時間的余裕が出来れば・・・

粒度別の ブレンドに 挑戦したい。

2008-08-21

石臼5号 1段では

0822_001

流石に1段=10kgの上臼では 挽けません

大ワレが出来るだけ

玄蕎麦から挽いて 鬼皮を排除するときに

役立つかもとか 思いながら・・・

粒度分布を見るまでも無いので

挽けた粉を全部 もう一度挽いた

0822_002

それらしい粉になった

20メッシュ   14%

20-30      19%

30-50      20%

50以下     47%

2段のときより 20メッシュ上が増えています

全体に 2度挽きでも粗い。

20メッシュ上が 14%もあるとまず繋がらない

今回は 蕎麦掻として食べた

粗挽きの蕎麦掻に 大根おろしのつゆ

見た目を重視していないので・・

0822_006

挽きたての粉の蕎麦掻は美味である。

この美味が蕎麦に出来ると良いのだが・・・

2008-08-20

石臼5号での蕎麦粉

久しぶりに 拡大画像です。

Soba3

ぬきみを拡大しました

上の茶色い部分は 通称 ヘタといっています。

甘皮=緑のところと一緒に挽き込まれて

Soba2

粉の中に残ります。

ロール挽きの更科粉との比較です

Soba

白く 綺麗に粒子が揃っていますね。

茶色が ヘタ 緑が 甘皮です。拡大すると

はっきり残っているのが判ります。

2008-08-13

石臼5号 2段→実の違い

前回 八ヶ岳の抜き実での運転では

20メッシュ上 2g 0.6%

20-30     33g 10.3%

30-50     97g 30.1%

50以下    190g 59%

今回 条件を同じにするため

3段の時と同じ 福井 緑粒に製粉

20メッシュ上  5%   (6%)

20-30      18%  (16%)

30-50      24%  (30%)

50以下     53%となった (54%)

                ( )は 3段のとき

抜き実の種類では可也変わるが

大きな意味で 上臼の重さでは よく似た粉が挽ける

様だが まだ 一度だけの比較である。

大われのような 抜き実などでも違うと想像される

軸受けを可也しっかりと作ってあるので

手での回転のムラのような物は考えにくい

実の供給も 20mmの穴に ロートを挿入して

自然に 供給をしている

2008-08-11

5号 2段にて

三段での試運転が終わったので

2段 (20kg)にて試運転

0811_002

石臼台も新調 塩ビシート1mm厚で

丸い蕎麦粉を受ける枠を作成

丸く板を切り抜いて サイドに貼り付け

回転時のそば粉の飛びだしと

上下臼の掃除のときの粉が飛び出すのを

防ぐため 10cmぐらいの高さがあります。

今回は 八ヶ岳 信濃1号丸抜き350g

330gの粉が出来た 20gは石臼の中です。

20メッシュ上 2g 0.6%

20-30     33g 10.3%

30-50     97g 30.1%

50以下    190g 59%

前回の 3段より 細かい

蕎麦が変わったのと 取っ手を長くして

ゆっくり低速(定速)に挽けたためか

原因はわからない?????????

0811_003

蕎麦に味をつける?のはどうだろうかと

5%の塩水で打ってみた

やはり切れ易い 伸ばすと割れる

茹でると切れやすい。

確かに塩辛いが 飛躍的に 味があがったわけではない

加水率55%

08111_003

08111_008

2008-08-06

石臼5号 目立て

テストの結果 ことのほか 挽けなかったので

気持ちふくみを増加し 上下臼の 接地面を

外周4cmに変更

テスト時より 83%の値に下がった。

結果 1cm2あたりは10kgで30gとなる

少し溝を深めて 尚且つ レ型に削る

方法は

08061_009

0806_002

3段として 上臼30kgで 挽く

最初は 両手で回さないと動き始めない

油断すると 止まってしまう

取っ手の 長さを伸ばして モーメントを

増加させてやる必要があります。

いい運動になりますので メタボ対策ですかね・・

250gの抜き実を 5分程度かけて挽いた

一部 臼の中に残るので 223gの粉を回収

20メッシュ以上  6% 13gを使わないと

20-30メッシュ 16%

30-50      30%

50以下     54% と いつもイメージしている

粉に近いものが 一度挽きで出来た。

(前回は 20メッシュ上が60%も出来ました)

0806_005

石臼をばらしてみると

0806_006

早速 蕎麦打ちを行う

粗い粉のときは 2mmぐらいの太さのほうが

噛み締めて美味しいといつも思うのだが

夏らしく 素麺のように ススル感じがほしいので

1mm程度の細い?切(目標)

0806_009

08061_003

少し茹で過ぎたが 食べやすい出来となった

氷水でも しめた分時間が掛かった事もあります。

やはり 家庭の火力では 限界です。

食感に改善の余地があるが 自作そばの中では

よく出来た部類に 入れても良い。

加水して 捏ねずに丸め 20-25cm幅に

一方的にまな板で伸ばし 2枚に重ねて切るだけ

準備 後かたづけを含めても 時間が節約出来ます。

暑い時期 省エネです  

2008-08-05

石臼5号 テスト

上臼の重さで 挽けがどう違うか?

これが 今回のテーマである。

上臼と下臼が 実際に面している部分は

外周5cmぐらいだけではあるが

投入された抜き実は 外周に運ばれる間に

少しずつ 小さく挽き込まれて行く。

軽い石臼だと そばの抜き実を細かく出来ず

石臼が浮いて 挽かれずにでてきます。

・・・・・

10kgの上臼だけだと 20メッシュ以上が 90%

10x2の20kgだと    20メッシュ以上が 90%

10x3の30kgだと    20メッシュ以上が 60%

となった。

殆ど挽けていない。

仕方が無いので 全ての粉を 再度 10x2の20kgで

挽いて粉とした。10x3の30kgは 力が要りすぎです。

とても 長く回せない。

結果 20メッシュ以上 極少量

    20-30       26%

    30-50       33%

    50以下      41%となった

技術的に 20-30が 20%程度でないと

細い蕎麦に出来ないので

20-30 20% 30-50 30% 50以下50%で

蕎麦打ちした。

残りの粉は 蕎麦掻で頂きました。

今のところ 50以下が50%以上あるか

20-30、メッシュが 20%以内なら 蕎麦になります。

味的には 20-30メッシュ分を 更に挽き込んで

30メッシュ以下で 蕎麦打ちしても 私の味覚的には

大きな違いを感じません。

同じ味にするには 20-30部分も必ず

一緒に食べる必要があります。

砂を握ったような感じの挽き方が出来ていれば

20メッシュ上が 多くなければ 食感に大きな

違いを感じないと 思うので

細い蕎麦に出来る 辺りで妥協しても良いでしょう。

・・・・・

蕎麦は 福井在来種 JA花咲福井の 緑粒

加水率 51%

0805_006

0805_008

少し 含みを大きく(深く)して 接地面を小さく

溝も 大きめにして もう少し挽きこめる様に

改良することとする。

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