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2008-12-08

石臼7号自作臼 蕎麦うち

サンダーで目を入れたところを

ルーターで V字型に削った 方法は5号のときと同じです。

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同じように粉にすると 250gを5分ぐらいで投入 臼は7分ぐらい

回しています。前回と ほぼ同じです。

20-30メッシュ 5%   (8)

30-50      30%   (34)

50以下     65%   (58)

( )は前回削っただけのときの割合です。

わずかながら 細かい目に振れた。

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20-30メッシュには黒い皮の部分がのこったので

30メッシュ以下部分で 蕎麦うちです

手が汚れないように 泡だて器で 水回し

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延しは 2mm厚だが 切りは1mm程度

辛み大根のぶっ掛けおろし

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蕎麦は 福井県大野産 早刈りそばのヌキミ

写真は失敗だが 2mmx2mmの 太目のものも作成。

いずれかの方向に 石臼を進化?させたら また実験予定

1段15kgで実験か 更に細かい目を 石に刻むか・・?

2008-12-02

石臼7号自作臼で蕎麦うち

実際に蕎麦を打たないでは 成果は見られない

ヌキミは 福井大野産在来種早刈りそば 250g

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何時ものように 漏斗に入れて 自然供給

約5分で 全部吸い込まれた 臼が軽くなるまで7分

約3kgで1時間 回転数は 休まずに回しているとき 毎分20回転

1分50gの投入で 1回転辺り 2.5gの計算になります

(そんなに正確ではないと思われます。)

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228gの粉が出来ました。

何時もの篩い分けだと

20メッシュ上  黒い鬼皮だけ 

20-30メッシュ 8%

30-50メッシュ 34%

50メッシュ下  58%

溝を削っただけの臼としては上出来?

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20メッシュ上の 鬼皮だけを捨てて 蕎麦うちです

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この日は 鴨汁蕎麦

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早刈りそばらしい緑の蕎麦が出来ました

(写真をクリックすると大きくなりますよ)

53%の加水で少し固めのため 2mmx2mmの切り

何時もより細かいそば粉だと 角がふやけずに残りました

久しぶりに 蕎麦らしい蕎麦が出来ました。(爆)

石臼7号自作臼 作成過程 ③

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テストです。

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大きな甘皮の塊が出てきていません

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特に問題が無いようだ

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出来た粉を握ると形になる辺りから 細かい粉と見た

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30メッシュで篩うと 混ざっていた玄蕎麦の皮

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10%以内か?

次回は 蕎麦うち

石臼7号自作臼 作成過程 ②

良くない石臼のたとえとして

「グラインダーで削っただけの目立て」という表現があるが

今回は まさに そのまんまです。

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目標は 細かい粉が挽けること

50メッシュ以上の粉が 1回挽きで 90%近くできればという目標

丸抜きからの挽きぐるみで 殆どの甘皮も

挽きこむような 高橋名人や 石臼の鉄人 いしたにさんの様な

石臼を目指す予定。

・・・細かい粉を挽くためには・・・

① 石臼の中に 長く そば粉を滞留させる

② ふくみを小さくして 周辺までに細かい粉に出来ること

③ 最終接合面に 強い重さが掛かること

④ 石の表面が荒れていること

・・・・

こんな事が思い浮かぶが・・・

8分割等にして 溝による 排出力を減らす

ヌキミの供給量を減らし 挽けた粉が 強制的に排出されない様にする

直径の大きな臼を採用

最終接合面積を減らす。

重い石臼を使う

細かいビシャン仕上げや ルターでスジをつける

当初の作成では 上臼30kg 8分割 含みを少しにするを 実行

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周辺の接合面を 今まで40-50mmに設定していたが

30-35mmぐらいとして 含みも 最大2.5mmぐらい

8分割6溝の目も 浅く 薄めの ダイヤモンドカッターで

スジつけを行っている。

石臼7号自作臼 作成過程 ①

性懲りも無く・・ 石を見ると石臼になるかな?と

思う、病気的な 今日この頃。

過去の経験や学習から得た集大成の 自作臼7号のお話

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最初 こんな飛び石を発見

過去の自作臼 5号は 正方形の飛び石から

大変苦労して 丸くしたが 今回は 不揃いながら

既に 円柱状

更に

この中の一部の 表面は 磨きがかかり平ら

(臼のすり合わせ面が上手く作れないと 良い臼にはならないようだ

石屋さんでの加工はとても高いとか)

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表面が 平らで バーナー仕上げというらしい。

墓石などの様な 全く ツルッとした 磨きほどのものではない

上手く カッターできれば こんな風になるのかも。。??

今回は ドライカップという 石やコンクリート用の

研磨デスクが ネットで¥3000と安かったので

周辺を荒削りすることが出来て 早く円柱に出来た。

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多少 厚みにばらつきがあり 80-85mmぐらいで

約15kgの重さになった

2段かさねで 上臼は30kgとなる

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仕組みは ほぼ5号と同じで

もの入れは 今回25mmのハンマードリルビットで

穴をあけ 25mmのアルミパイプを通し 内径22mmとした

すべりが良くなると想像した。