蕎麦の実が 少しずつ細かくなり 最終粉になっていくのが
石臼の原理だと思います
そこでもう一度考えると
ところてん理論・・・・・・・
時間当たりの実の挽ける量が多いほど粗い粉が出来
逆に量が少ないほど 細かい粉が出来る。
新しい実が 中の実を押し出そうとする仕組みから
よほどのことが無いと こんな傾向があります。
実の投入量を減らせば 細かい粉が得られる。
同じサイズの臼で 実を同じ量投入して より細かい粉のできる臼の方が 粗い粉の臼より 目立てなどの 臼の作り方が 優秀であると言えると思います。
同じ様な粉が得られるなら 時間当たりより多くの 量が挽ける臼の方が優秀と言えると思います。(=量が挽ける臼の方が 臼の中に粉が入っている時間が短いから 粉にいろんな影響を与えないだろう。)
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細かい粉を挽くことは ひいては 粉にいろんな影響を与えています。
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① 新しい実に押し出されないように 新しい実の投入量を減らす
② 回転数を上げて 臼の中で 何度も実が溝を通るようにすれば
何回も挽いたような効果を出す
③ 上の写真で見ると 摺り合わせ部分で 最大に粉が細かくなるから 摺り合わせを通りにくくする
④
他にもいろいろあると思います
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③について 今回考えます
上臼の全ての荷重は摺り合わせ面に載っています
以前 摺り合わせ面の面積あたりの重量を計算しました
上臼の重さはは同じなので すり合わせ面の面積を減らすと
粉が排出されにくくなる=すり合わせ面 単位面積当たりの荷重が重くなる
→出にくいところから出るために 粉は細かくなります
上臼に 錘の石を載せるのも同じ効果でしょう
40cm、50cmの重い臼なら 細かい粉が大量に取れますね
もう一つ、
写真でもわかる様に 摺り合わせ面に 粉が載るのは
摺り合わせ面に 多少隙間がある事の証明と考え
摺り合わせ面の密着度を上げてやると 粉は排出されにくくなると思います
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